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更新日7.17<次回更新予定 9.18>




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アイアンインクの抜け落ちを上から和紙で補修(スロベニア公文書館所蔵)

 書物のデジタル化について、人々の関心と論議はますます盛んになってきました。
一例では、自分の小説を、出版社を通さずにデジタル配信する試みなどもあるそうです。
「一人でも多くの人にその小説を読んでもらうこと」、と「その小説を後世に残すこと」はまったく別の問題です。
デジタル資料はいったいどのように後世に残っていくのでしょうか。グーテンベルグ以降の書物の500年間を
考える時、デジタル資料の保存、という点に関して、非常に心細い気持ちをぬぐえません。
紙の書物が、あたかも沈みかけた船であるかのように、誰もが先を争って救命ボートに乗り込もうとしているようです。
先の見えない変化に不安はありますが、それぞれの立場からもう少し現状を整理し、そして冷静に対処していきたいものです。

                                                       代表理事  板倉 正子

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